GPLライセンスとWordPressの有料テーマ・プラグインについて

たまに見かけるけど・・

ライセンス違反になる例
・利用目的の制限(アダルトサイトの使用禁止)
・利用回数の制限(1サイトにしか使用できない)
・改変の制限(フッターにあるリンクを消してはいけない)
・再配布の制限(ソースコードを公開してはいけない)
WordPressとGPLライセンスについて - hatsuka


フッターにある(著作権)リンクを消してはいけないとかそういうのはGPLライセンス違反になるというのは昔きいたことがあったんですが、有料テーマとかプラグインってどういう扱いになるのかわからなかったのですが、今回うっすら分かったので記録として残しておきます。

有料で配布するのはOKですが、有料で購入したものを無償配布するのはNGなのかどうか?とかそういう話の部分です。

GPLライセンスとWordpressの有料テーマ・プラグインについて

1回の購入で1サイト(1URL)にご利用可能です
GPL違反なのは間違いない。

ソフトウェアを売るというよりも、
・サポートを売る(英語圏の商売でサポートが重視されているっぷりは驚くほどです)
・フォーラムなどのクローズドなコンテンツへのアクセス権を売る
・アップデートへのアクセス権を売る
といった形です。



APIキーによるサービス側のサーバに寄る認証がないと動かないパターンは、GPLに違反してないけど趣旨からするとちょっと「微妙」かもしれません。が、やれないことはないですね。
有料で販売されているテーマとプラグインの「1サイトでのみ使えます」表記の話から、開発者&ユーザコミュニティがあるWordPressでビジネスするってどうすればいいのかな、ということを考えた話のメモ - Shinichi Nishikawa's


でも、似たようなことをしてても、GPL違反にならない?ケースはありえる。

WordPressの有料テーマ

■有償テーマは可能か
・GPL自体は有償での頒布を認めている
・ただし、無償での再配布を防止できない
 -> 100万円で売ったテーマを20万円で再販されたり無償配付
   されても文句が言えない
・スタイルシートや画像に有償ライセンスを設定
・テーマのキモは CSS や画像
・テーマのメンテナンス契約を別途結んでもらう

引用元:P31
GPL と WordPress 
WordBench 関西忘年会 2009年12月13日
パーティスペース Morishita 北新地
http://www.yuriko.net/wp-content/uploads/2009/12/gpl-20091213.pdf


テーマの場合はこんな感じですね。購入したものを売っても問題ないようです。アフィリエイト系の有料テーマも当然そうなるんでしょうね。
あと、CSSと画像はGPL以外のライセンスにできるような雰囲気ですね。あくまでPHPの部分がWordpressの派生物でGPLのようです。

この点をはっきりさせるため、僕は世界的に秀でた GPL の専門であるソフトウェア・フリーダム・ロー・センターに連絡しました。彼らは WordPress のコードとコミュニティをじっくり見て、公式な法的意見を提供してくれました。一言でいうとこうです、「WordPress テーマの PHP コードは GPL でなければならないが、画像や CSS は GPL でもそうでなくてもよい」。



WordPress テーマにおいて、CSS ファイルと画像は Web サーバーから純粋なるデータとして提供されます。WordPress 自体はこれらのファイルを無視 [1] します。CSS や画像ファイルは純粋なデータとしてサーバーによって読み込まれ、 そのままユーザーに送信されており、WordPress インスタンスをまったく通過しません。CSS や画像は 容易に広範な HTML ドキュメントによって使用する事ができ、WordPress とまったく関係がないさまざまなソフトウェアが読み込んだり表示したりできます。このことから、これらのファイルは WordPress コードとは別の作品です。


結論として、提示された WordPress テーマは WordPress の著作権の元にあるコードの派生物を含んでいます。それぞれ独自の作品である画像、CSS、PHP ファイルをまとめたこれらのテーマは、全体的を GPL ライセンスにする必要はありません。むしろ、PHP ファイルは GPL ライセンスの要件に制約されるが、画像や CSS はそうではないと言えます。サードパーティのテーマ開発者は、希望するなら制限付きの著作権を適用することができます。
日本語 « テーマも GPL ライセンス — WordPress


こういう見解があるので、私の理解で間違ってないようです。

WordPressの有料プラグイン

■有償プラグインは可能か
・テーマ同様、GPL コード自体を有償にするのはリスクが高い
・ 無償での再配布を禁止できない
・プラグインのサポート契約を別途結んでもらう
 -> プラグインを再配布したらサポート契約が終了するという違約規定をつける
・一般向けプラグインを無償、カスタマイズを有償

引用元:P32
GPL と WordPress 
WordBench 関西忘年会 2009年12月13日
パーティスペース Morishita 北新地
http://www.yuriko.net/wp-content/uploads/2009/12/gpl-20091213.pdf


有料のプラグインも似たような話のようですね。
PHPコード自体を有料で縛るわけにはいかないので、サポート契約とかそういう形での契約にしてしまうしかないような感じ。
あと、Javascriptが使われてるのなら、おそらくその部分はGPLを適用する必要はないような雰囲気。

サポート(バグ対応)とか、アップデート権を、有料でうればGPL違反ではない雰囲気。

「100%GPL」と「スプリット・ライセンス」

WordPressとGPLライセンスについて

先月の話になりますが、1月24日に「GPL勉強会」に参加してきました。
今回は、その復習もかねて、ライセンスについてあれこれ書いてみようと思います。



WordPressにおいて、すべてのファイルが、GPLになるのかというと、そうではありません。
「100%GPL」と「スプリット・ライセンス」があります。

・100%GPL
 同胞されているものすべてにGPLを適用すること。
・スプリット・ライセンス
 PHPのソースコードだけにGPLを適用すること。
WordPressとGPLライセンスについて - hatsuka


20160124_GPL勉強会 の話みたい。


いろいろ



新しいWordPressテーマを自社で**使用するだけ**なら、テーマファイルとして公開する必要はありません。たとえば、自社のWebサイトで使う場合などでは(自社サイトが自社外に公開されていても)、WordPressテーマを単独で公開しなくてもかまいません。



WordPressテーマを誰かにわたす場合(たとえば、お客様に納入する、ダウンロード可能にする)、独自ライセンスは適用できますできません。必ず、PHPコードはGPL(GPL2またはそれ以降)にしなければなりません。なぜなら、WordPressテーマを新規で作成した場合、コード(PHP)がWordPressのテンプレートタグなどを含んでいるとWordPressの派生物となり、さらに、お客様への納入はWordPress派生物の領布となるからです。
WordPressのテーマ(テンプレート)のライセンスは、本体と共通なのか | オープンソース・ライセンスの談話室


その他

GNUライセンスに関してよく聞かれる質問 - GNUプロジェクト - フリーソフトウェアファウンデーション
漢(オトコ)のコンピュータ道: 受託開発とGPL
トピック: プラグインの商用利用について « サポートフォーラム — WordPress

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