Sass環境を作ると「SASS」「SCSS」の両方とも
そして Sass のバージョン3.0 から CSS の文法・記法が取り入れられたものが SCSS(Sassy CSS)です。CSSの書き方に慣れている人は SCSS の方がすんなりと理解できると思います。Python っぽい書き方を好む人なら Sass の記法がより効率的に書けるかもしれません。
Web制作環境を整える その7 – Sass(SCSS) + Compass でもっとCSSを! – Webtomahawk
Sassが、括弧でSCSSと書いてあるのは、もともとSASS記法というので書かれていたんですが、Sass3.0からCSSちっくに書くことが出来るSCSS記法というのでも書けるようになったためです。
ようはどちらで書いても、同じCSSが生成されるので、自分に合った方を使えばいいと思います。
CSSのメタ言語Sass(SCSS)、LESSの完全入門 - Qiita
Sass環境を作ると「SASS」「SCSS」の両方ともコンパイルできるようになるということのようです。
Python派:SASS
PHP派:SCSS
記述の好みは、個人的な感覚だと上記のような雰囲気ですね。
Windows環境に、Sass(SCSS)コンパイル環境を構築する
1. nodeをインストール
https://nodejs.org/ja/
上記からダウンロードして、初期値のままインストールしました。
2. node-sassをインストール
npm install -g node-sass
コマンドプロンプト(DOSプロンプト)を立ち上げて、上記のコマンドを実行します。そうすると、「node-sass」が導入されます。
3. インストール確認
node -v
これで、バージョンが表示されなければ、nodeのインストールに失敗しています。
node-sass -v
これで、バージョンが表示されなければ、node-sassのインストールに失敗しています。
パス(Path)とかの設定なく、上記のコマンドが実行できるはずです。
実際にコンパイルしてみる
node-sass style.scss style.css
変換元:style.scss
変換先:style.css
上記のように実行すると、Sass(SCSS)ファイルを、CSSファイルに変換してくれます。
node-sass -w style.scss style.css
「-w」を付けると、ファイルが更新されたら自動で変換してくれます。
※注意
コマンドプロンプトは立ち上がったままで、ファイルを監視し続けます。コマンドプロンプトを閉じると、ファイルの監視が終了するので、自動で変換されません。
node-sass -w style.scss style.css --output-style expanded
出力のスタイルが私の好みでないので、「--output-style expanded」を指定してみました。「--」はハイフン2つです。
変換前のstyle.scss
#blog-title {
text-align: center;
margin:0;
#title{
font-size: 180%;
font-weight:500;
font-family: 'Nunito', sans-serif;
}
}
変換後のstyle.css
#blog-title {
text-align: center;
margin: 0;
}
#blog-title #title {
font-size: 180%;
font-weight: 500;
font-family: 'Nunito', sans-serif;
}
参考
・【超簡単!】AtomでSass(SCSS)をコンパイルできるようにしてみた – アサモンノデザイン・node-sassでSassファイルをコンパイルする - Qiita
・Sass-ja/INDENTED_SYNTAX.md at master · Layzie/Sass-ja · GitHub
・Sass(SCSS)は難しくないよ!私なりの使い方をご紹介! | Tips Note by TAM
・【Sassを覚えよう!Vol.9】変数と演算で効率的に - CSS HappyLife
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